展覧会「ここから4 ―障害・表現・共生を考える5日間」の感想
展覧会の概要
展覧会名:ここから4 ―障害・表現・共生を考える5日間
会 期:2019年12月4日(水)~12月8日(日)
会 場:国立新美術館 1階展示室1A
〒106-8558東京都港区六本木7-22-2
(建物自体めっちゃでかい・綺麗。港区という一等地で、広大な建物の一部(今回の展示室の前の廊下や喫茶店部分)を丸々吹き抜けにするという豪華極まりない使い方をしている。吹き抜け部分の休憩スペースに座るだけでセレブになった気分になれるのでお勧めです笑)
観覧料金:無料
展覧会の感想
展覧会名からして、展示される作品はいずれもどこかで障害に関連するのかなと思っていたがそうでもなかった。
(後からウェブサイトを見返すと、「本展では、障害のある方たちが制作した「表現の持つ根源的なよろこび」が感じられる作品に加え、(略)身体感覚を際立たせる映像・メディアアートなども紹介します。」とあった)
例えば、こちら。
和田淳 《マイ エクササイズ》
ボタンを押すと画面内の男の子(「いがくり坊主」というらしいです。名前可愛い)が腹筋をしてくれるというもの。ただ、男の子が腹筋をするだけではなくて腹筋の回数が増えるにつれて男の子を応援してくれる人や動物がどんどん増えていくのが楽しい。
「そんなに応援してくれるの?」ってくらい動物がどんどん増えていくし、「次はどんな動物が増えるんだろう?」っていうのが楽しくて、沢山ボタンを押してしまう。
私が展覧会に行った時は、この作品の周りに一番人に集まっていた。
こうやって障害に直接関係しない作品を扱うことで、障害に普段あまり関心がない人にも展覧会に来るきっかけを作ることが出来て、障害について考えてもらうきっかけになっていいのではないかと思いました。
展示会ホームページ