【大人のADHD】仕事で悩んでいたけど、勝間和代さんのYouTubeと記事を見て一般職業適性検査(GATB)で貰ったアドバイスに納得し、救われた話
- 勝間和代さんのプロフィール
- 勝間さんのADHDに関するエピソード
- 勝間さんが動画で話されていることは諦めではない
- 勝間さんの発言から一般職業適性検査(GATB)でいただいたアドバイスが腑におちた
- 1年前の検査結果を受け取った当時はアドバイスが理解できなかった
- 理解できないまま月日が経った時に勝間さんの発言に救われた
勝間和代さんのプロフィール
・経済評論家,
・著書累計発行部数500万部を超え。
・軽度のADHDと診断されている。
勝間さんは以前、勝間さん自身の汚部屋の住人だった経験から、整理整頓に関する本も書かれています。
私も購入しました。YouTube↓の動画収録や本の表紙↑を撮影している部屋が元汚部屋だったとは…
勝間さんのADHDに関するエピソード
・すぐなくす為iPadを6台所有していた。
・小学生の頃から忘れ物ばかりしていた。
・1年に1回は財布を無くしている。
勝間さんがADHDとの向き合い方について話されている動画がこちら。
Q&A 勝間和代さん、ADHDだそうですが、どうやって日常をトラブルなく過ごしているのですか?
勝間さんが動画で話されていることは諦めではない
勝間さんは動画でADHDとの向き合い方について、動画内で「自分を変えるのではなく、自分が変わらない前提で自分に出来ることや仕組みを見つけていく」ことを提案されています。
「自分が変わらない前提に立つ」ということは、そこだけ読むと「自分を変えようとする努力を諦めた」後ろ向きな発言のようにも見えますが、勝間さんのインタビューや対談の記事を読むと決してそうではないことがわかります。
すごく時間や労力を費やして、不得意なことが人並レベルになったからって、果たしてそれが「成長」なんでしょうか?
自分のなかでは成長だと思ってても、所属してる会社の人や、社会全体から見たら意味ある「成長」とは言えないんじゃないですかね。
100mを9秒台や10秒台で走れたらオリンピックに出られますが、14秒で走る普通の人が、頑張ってタイムを13秒に縮めても何も起きない。
勝間さんの発言から一般職業適性検査(GATB)でいただいたアドバイスが腑におちた
これらの勝間さんの発言を知った時、私は1年前に一般職業適性検査(GATB)の結果について臨床心理士の先生にいただいたアドバイスの意図を納得できたような気がしました。
1年前、臨床心理士の先生は一般職業適正検査の結果から「あなたが現在働かれている仕事に必要とされる適性のうち、〇〇と▲▲については適性があるけど、S空間はない」という説明を受けました。
一般職業適性検査の検査結果としていただいた資料。フリーフォール並の落差である。
その説明を聞いて、「S空間の数値をあげる(S空間も適性ありにする)にはどうしたらいいか?」と質問をしました。
質問に対して臨床心理士の先生は「苦手な分野の適性をあげるよりも、得意な分野を活かせる仕事をした方がいい」と私にアドバイスをくださりました。
1年前の検査結果を受け取った当時はアドバイスが理解できなかった
私はそのアドバイスに納得ができませんでした。
「苦手なことも出来るように努力すればいいじゃないか」と思ったからです。
だから、私は苦手なことも克服しようとしてきました。
ITの力を借りてみたり、色々なものを買って試したり、本を読んだり、資格を取ったり。でも、しんどかったです。
「人並みになる為に、ずっと無理をし続けなきゃいけないのか?」
「発達障害って何?罰ゲーム?www」
と、自分の未来に対して閉塞感を感じていました。
理解できないまま月日が経った時に勝間さんの発言に救われた
その時に勝間さんの記事での発言が心に染みました。
勝間さんの言葉から、臨床心理士の先生は「職業適性上で苦手な分野への努力を勧めなかったのは「自分を諦める」のではなく、
「苦手な分野に対して努力をしたとしても、得られる評価が努力に対して割に合わない」
(周囲は苦労せずに出来ることを自分が苦労して出来るようになったところで会社からしたら結果は同じだし、自分が+の評価」を受ける訳でもなく、−にならないように苦労し続けるのはしんどい。)
ということを言いたかったのではないか、と自分の中で納得できました。
以前の私は「ADHDだから仕事でミスが多いんだ。向き不向きの次元じゃない。その分頑張らないと」と考えていました。
そんな状態の時に、ADHDと診断されている勝間さんが
“弱み”って反対側に必ず“強み”があるから、そこに目を向けたほうがいい。
https://r25.jp/article/708882579353386387
と発言されているのを知って、心から「自分にも強みがあるかもしれない」と思えました。
ADHDではない、もしくはADHD傾向の無い人が同じ発言をしていたとしても、私
は
「ファ〜〜wwwwあなたは私と違って、脳の機能に偏りがないからそう言えるんでしょうねえ〜( ゚д゚)、ペッ」
と素直に受け止められなかったと思います。
ADHDの場合、前頭前野の機能が十分働かないことにより、集中力の維持、感情の抑制、行動の計画、思慮深さ、ワーキングメモリー(学習や認知などの情報を処理する為に一時的に保持される作業記憶のこと)などに弱さが見られます。
(榊原洋一、高山恵子『図解 よくわかる大人のADHD』)
ADHDだと公言してくださった勝間さんにとても感謝しています。
この記事で取り上げた動画も記事もおすすめなのでぜひ読んでみてください!
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