SDSキャリア自己診断テストの検査内容・フィードバック

 

特徴

  • ・比較的短時間(約30分)で受検、自己診断が可能です。
  • ・職業興味、活動性、能力、自己評価といったキャリアに関する多面的な尺度が用意されています。各尺度に対してホランド6領域(R:現実的、I:研究的、A:芸術的、S:社会的、E:企業的、C:慣習的)のプロフィールを示します。
  • ・キャリアに関するガイダンスやカウンセリングのアセスメントツールとして使用できます。また、現在の職業とのマッチング(適合の度合い)を評価することもできます。
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検査結果で渡された6領域に関するグラフです。

検査内容

特定の職業に対してポジティブな感情を持つか否か、ひたすらチェックをしていく。

 

作業としては、ただチェックを繰り返す単純作業なのですが、 検査を受けている時の私は自分のことがよく分からなくて、自分に自信が無くて、1つ1つの職業に対する感情を判断するのが難しかったです。

 

「この職業はやってみたいけど、私には仕事内容は難しそうだし私がポジティブな感情を持っていると言って良いのだろうか?」

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 ‘Brookhaven National Laboratoty’ by DeBevoise, C. Manley Image via New York Public Library

「この職業はドキュメンタリー番組で取り上げられていたら見てみたいけど、自分はこの職業に対してどういう視点で興味を持っているんだろう?単に自分にとって馴染みのない職業だから?」

 等々1つ1つ立ち止まって考えていました。

途中あまりにも分からなくて、待機されていた臨床心理士の先生に「どちらにチェックをつけたらいいか分からない職業があるんですけど、どうしたらいいですか?」と質問しました。臨床心理士の先生からは、「どちらかといえばこっち、という風にどちらか選んでください」と指示をいただきました。自分の感情を絞り出してどうにかチェックをしているような感じで、チェックに対して確固たる自信はまったくありませんでした。

 

検査実施時間

約30分。

 私には検査が難しく30分以内で終わらなかったのですが、臨床心理士の先生より「全てチェックするように」とのことで、結果的に検査中近くに待機されていた臨床心理士の先生を待たせてしまいました。

30分でチェック出来た項目から検査結果を出すのではなく、すべての項目をチェックした上で検査結果を出す検査なんだな…と理解しました。

 

検査結果を受けて臨床心理士の先生からのフィードバック

フィードバックでは検査結果(一般職業適性検査票(GATB)と総合所見含む)が書かれた紙と共に、臨床心理士の先生より、職業コード一覧表が渡されました。

職業コード一覧表には、6領域の中で数値が高い2もしくは3領域に分類される職業が記載されていました。

 

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画像に写っているのは、職業コード一覧表のうち、I(研究的職業)に該当する職業のページです。2領域もしくは3領域に該当する職業の名称(いずれもIを含む)が115記載されていました。

 

職業コード一覧表と検査結果を照らし合わせて、私が興味や関心を持っていると思われる職業の領域について説明を受けました。